堺市、藤井寺市、富田林市などで脳梗塞後遺症に強い南大阪訪問リハビリセンター

南大阪訪問リハビリセンター ケアマネ資格所持 南大阪地区専門 電話は随時対応!ご相談もお気軽に! 0120-705-509 電話受付 9時〜18時 定休日 日曜日
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脳梗塞リハビリ事例(2)

脳梗塞後遺症の訪問リハビリ事例~【3か月で麻痺側の手が使えるようになってきたY様のケース】

いつもご覧いただきありがとうございます。

南大阪地域(堺市・松原市・藤井寺市・羽曳野市・富田林市・大阪狭山市・河内長野市など)で健康保険を使った訪問リハビリ、鍼灸マッサージをしている南大阪訪問リハビリセンターです。

 

今回は、実際に脳梗塞のリハビリ、マッサージを受けて効果が出ている患者様がどういう流れで訪問リハビリを行っているかご説明いたします。

 

脳梗塞後遺症、右片麻痺のY様の当初の状態

 

今回のケースは脳梗塞後遺症で右片麻痺のY様です。

 

訪問リハビリ開始前のY様のお体の状態

◇右腕に拘縮がある(特に小指薬指が曲がったまま固まっている、右肩が五十肩のように固まり上がりづらい)

◇ペンを握り文字を書くのが困難

◇料理をすることができない

◇食事の際、右手をうまく使えない

 

ご本人様、ご家族様の希望

日常、家でできることを増やしたい

例えば、

◎洗濯物を干す、ハンガーをかける

◎食器などを洗えるようになる(コップなど持てるようになること)

◎右手を使い食事ができるようになる

◎文字を書けるようになる

 

まずは固まった右手の小指、薬指を柔らかくするためのマッサージやストレッチ、関節の可動域訓練を行います。

 

次に、右腕の筋肉を動かす認識をしてもらいます。

Y様の場合、右手を思うように動かせない状態でしたので、施術者がいろいろな手の動きを先に見せてから、一緒にその動きをしていて腕の筋肉が動いてくれるのを認識できるようになる練習をします。

そうすることで、右手を使うための筋肉を意識できるようになり、出来なくなっていた指の動きも少しずつできるようになってきます。

 

 

ボールをつかむ運動を行います。Y様の場合、右手を使い食事をできるようになりたいと言う希望がありましたので、小さな柔らかいスポンジボールを使い、指全体で握る練習を行っています。

 

右手の小指側でテーブルを抑える運動を行います。Y様は、右手でペンを持ち文字が書けるようになりたいと言う希望がありましたので、テーブルを小指側で押さえる運動を行い、押さえたまま前後に動かしたり左右に動かしたりする運動を行っています。

 

こうすることで、文字を書くときに必要な拳を固定しておくことができるようになります。

まとめ

〇固まった関節を柔らかくするための可動域訓練やストレッチ

〇筋肉を柔らかくするためのマッサージ

〇指を使うために必要な筋肉を意識する訓練

〇小さなボールなど道具を使って右手で握る練習

〇文字を書くために、拳の小指側でテーブルを押さえて固定させる練習

 

 

このような流れで30分ほどの時間で、ご自宅にて訪問リハビリやマッサージを行っております。日常生活で必要になる右手の動きをいろいろと紹介し施術者の動きを真似してもらい、家での小さな課題を与えて反復しながら、時々、新しい動きを覚えてもらうようにします。

 

Y様は、ネガティブな性格をされていますので、少しでも意識して出来るようになったものは、小さな事でも褒めてあげるようにしてモチベーションを保つように工夫しています。

 

上記のような訪問リハビリマッサージを週に2〜3回行い次のようなことができるようになりました。

★洗濯の際、洗濯バサミをつまむような動作ができるようになった。

★コップを左手に持ち、右手はスポンジで洗うなどできるようになった。

★右手でボールペンを持ち、ひらがな程度なら少しずつ書けるようになった。

★食事の際、右手でフォークやスプーンを使えるようになってきた。

 

1年前に脳梗塞を発症し、現在、訪問リハビリを開始して3ヶ月程度ですが、指の動きに関係する筋肉の使い方を意識するリハビリをする事で、少しずつ日常生活の動きができるようになってきます。

 

今回は脳梗塞後遺症で、利き手がうまく使えなくなった場合、どのようなリハビリを受けたら、改善するのかわからない方向けに、実際に訪問リハビリを受けて効果を実感している患者様の許可を得て記事を書かせていただきました。

 

脳梗塞や脳出血の後遺症でお悩みの方に対してお役に立てれば幸いです。

ご不明な点等がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

 

南大阪訪問リハビリセンター

大阪府堺市北区常磐町1-1-2-1504

【通話料無料】0120-705-509

URL:https://houmon-shinkyu.net

 

脳梗塞リハビリ事例(1)

いつもご覧いただきありがとうございます。

南大阪全域(堺市・富田林市・羽曳野市・藤井寺市・松原市・大阪狭山市・河内長野市など)で健康保険を使った訪問リハビリ、訪問鍼灸(マッサージ)をしている南大阪訪問リハビリセンターです。

 

脳梗塞後遺症の訪問リハビリ事例(M様のケース)

 

今回のケースは脳梗塞後遺症で片麻痺のM様です。

 

〇上肢、下肢に麻痺がある

〇退院後リハビリを受ける機会が激減

〇ベッド、車椅子が中心で、背中や腰に痛みがある

〇呼吸が浅く、食事の際、飲み込む力も弱く、咳き込むことがある 

〇患者様は、立ち上がり訓練などのリハビリを受ける意欲がある

 

M様のご家族様から頂いた訪問リハビリを受けての感想文はこちら

👇

患者様の声

 

1、上肢、下肢に麻痺や拘縮があるので、マッサージやストレッチ、関節の固まりを防ぐための関節運動をサポートします。

 

ここで大切な事は、初めから筋力強化のようなリハビリに重点をおくのではなく、まず患者さんにリハビリに意欲的になってもらうために、マッサージやストレッチなどを行い心地よさを感じてもらうことが重要です。なぜなら、そうすることでリハビリに意欲的になっていただける方が多いからです。

 

2、下肢の筋力維持トレーニングを行います。

車いすからベッド、ベッドから車いすの移動をスムーズに行えるため、下肢の筋力運動を行います。その際、立ち上がりの時に使う太ももの筋肉をしっかり意識してもらうため、筋力運動の直前に太ももに手を当て刺激を与えます。

 

3、座っている姿勢の安定させるため体幹トレーニングとして腰を浮かせた運動を行います。

このトレーニングにより、体の中心の筋力を維持でき、座っている姿勢や立ち姿勢が安定します。

 

4、起立着席運動を行います。麻痺していない側の下肢を中心に、ベッドから立ち上がる、座る練習を行います。その際、麻痺している下肢にも体重をかける意識をしてもらいます。

このトレーニングにより、車椅子からベッドへの移動ができる筋力を維持することができます。さら全身の運動能力が改善し体力が回復すると嚥下機能(食事の際の飲み込む力)を回復させる効果もあります。

 

 

5、座った状態で、嚥下(飲み込みをよくする)リハビリを行います。

この際、呼吸がしやすくなるよう胸周りの骨格を開くリハビリを行います。

深呼吸→首の運動→肩の運動→舌・頬っぺたの体操→呼吸の練習→発声練習→深呼吸

 

 

 

まとめ

リハビリの流れ

マッサージ

        ↓

関節の固まりを防ぐための関節運動やストレッチ

  ↓

ベッド上で筋力維持運動(主に下肢や体幹)

  ↓

起立着席運動(立ち座りの運動)

  ↓

嚥下体操

 

この流れで、M様の訪問リハビリ、鍼灸を行っております。

 

この方も、年齢が90歳を超えており、体力的なことも考え、トレーニングを重視してのリハビリは行なっておりません。マッサージや関節運動のサポートなどを中心に行い、補助的にトレーニングをしております。患者様の体力に応じて、リハビリ方法を変えるようにしています。

 

上記のようなリハビリマッサージを週2回行い、車椅子からベッドへ移動する際の筋力を維持し、ベッド上で寝返りを打ったり、起き上がる際の筋力も維持できるようになっております。

 

今回の訪問リハビリ・鍼灸マッサージの内容が、脳梗塞や脳出血の後遺症があり、自宅や施設でのリハビリでお悩みの方のお役に立てれば幸いです。

 

ご不明な点等ありましたらお気軽に、下記までお問い合わせください。

 

 

訪問鍼灸リハビリ相談室(南大阪支部)

大阪府堺市北区常磐町1-1-2-1504

【通話料無料】0120-705-509

URL:https://houmon-shinkyu.net

 

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