脳梗塞後遺症の方の転倒予防対策
いつもご覧いただきありがとうございます。
南大阪地域(堺市・松原市・藤井寺市・羽曳野市・富田林市・大阪狭山市・河内長野市など)で健康保険を使った訪問リハビリ、鍼灸マッサージをしている南大阪訪問リハビリセンターです。
脳梗塞や脳出血後遺症のある方がご自宅で生活を続ける中で、転倒事故は注意しなくてはいけないことの1つです。なぜなら脳梗塞後遺症の方は体に麻痺があるため歩く際にバランスを崩しやすいので転倒のリスクが非常に高くなるからです。
最も多いと言われているのは転んだときに手をついて手首を骨折するケース、次にお尻から転倒して背骨の圧迫骨折または大腿骨を骨折するケースです。圧迫骨折や、大腿骨骨折をしてしまうと入院して足腰が弱り、寝たきりに近づいてしまう原因にもなります。
そこで今回は、転倒防止の1つの対策として、住環境の整備について実際の患者様のご自宅の事例を参考にしてお伝えしていきたいと思います。
今回の記事は、脳梗塞や脳出血の後遺症があり、立ち上がる際や歩く際のバランスが悪く、ご自宅での生活で車椅子からベッドへ移る際や、わずかな段差でつまずいて転倒してしまうことが多い方が、転倒せずに安全に在宅生活を続けるために役立つ内容になっています。
自宅での転倒防止対策について
1、ベッドに手すりをつける
2、寝室と居間の間に手すりを設置
3、椅子をテーブルに固定
マジックテープテープを使用し、実際に座る場合はすぐにはずせるようにしておく。
4、トイレ前にも手すりを設置
5、カラーテープを床に貼る
カラーテープは、一般には、パーキンソン病などですくみ足で歩くのが大変な方に利用するものですが、脳梗塞後遺症の方は歩く際にバランスを崩しやすく少しの段差でもつまずいて転倒しやすいで、カーペットのわずかな段差(継ぎ目)や畳の敷居に目印としてテープを貼り転倒防止に役立てたらよいと思われます。
毎日の生活で移動を繰り返すところには、手すりなどを設置することで転倒予防につながり、脳梗塞後遺症の方をはじめ歩行困難な方が在宅生活を安全に続けるための秘訣と思います。
今回の記事を参考に、脳梗塞後遺症があり歩く際にバランスを崩しやすい方が自宅内で転倒せずに安全に生活を続けるためにお役に立てれば幸いです。
南大阪訪問リハビリセンター
大阪府堺市北区常磐町1-1-2-1504
【通話料無料】0120-705-509
URL:https://houmon-shinkyu.net